収益分配金(分配金)
投資信託は、株式や債券などに投資します。投資した株式からは配当金を受け取り、債券からは利子を受け取ります。あるいは、株式や債券などを売買した結果、売買差益を得られます。こうした収益を、受益者それぞれが保有する口数に応じて支払います。この支払われるお金を収益分配金(分配金)といいます。収益分配金は、運用の成果であるため、預金の利息のように一定額ではなく、運用状況によっては支払われないこともあります。
収益分配金は、原則として、投資信託の決算日に決められ、決算日から5営業日以内に支払われます。自動継続投資型(分配金再投資型)を選択している場合、分配金の支払いおよび税引後再投資は決算日の翌日に行われます。
収益分配金が支払われると、投資信託の基準価額は分配金の額の分、値下がりします。これを分配落ちといいます。