投資適格債とは、元金や利子の支払いが確実と見込まれる、信用力の高い債券のことで、格付けの最上位ＡＡＡ（トリプルエー）からＡＡ（ダブルエー）、Ａ、ＢＢＢ（トリプルビー）までの債券のことをいいます。投資適格債は、各国や政府、信用力の高い企業などが発行しているものが多くあります。なお、国や政府、国際機関などが発行している債券をソブリン債といいます。
これに対し、債券の元金や利子の支払いの確実性が低い、信用力の低い債券のことを投資不適格債（ジャンク債）といい、格付けのＢＢ（ダブルビー）以下の債券を指します。