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トップメッセージ

取締役社長 鈴木 岳伯(すずき たけのり)

皆さまには、平素より福島銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

2026年3月期における当行を取り巻く環境は、賃金の上昇や企業の成長を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢の緊迫化や地政学リスクの高まりを背景としたエネルギー価格の変動に加え、食料品を中心とする物価上昇が継続し、個人消費の回復は力強さを欠く状況となりました。また、米国の関税政策の影響や海外経済の減速懸念などから、先行きは依然として不透明な状況が続いております。さらに、日本銀行による金融政策正常化の進展に伴い、「金利のある世界」が定着しつつあり、大きな転換期を迎えております。

こうした経済状況のなか、中期経営計画「SHINふくぎん中期経営計画」(2024年4月1日~2029年3月31日)開始から2年目となった2025年度は、「体制整備」の年と位置付け、様々な施策に取り組んできました。

具体的には、『対面営業』の面では、2025年4月から「エリア営業体制」を導入し、お客さまとの接点増加と、より充実したサービスの提供に取り組んでまいりました。7月には本部組織の改正を行い、中期経営計画の実効性向上を図りました。また、『DX』の面では「次世代バンキングシステムSTEP2」の稼働により、投資信託や生命保険のペーパーレスでのお手続きが可能になりました。「ふくぎんアプリ」についても、継続的な機能追加やアップデートを行い、お客さまの利便性向上に努めております。『人材開発』の面では、「フェロー制度」の拡充や各種研修の強化を通じて、渉外社員の質的向上に取り組みました。

2025年度の体制整備を基盤に、2026年度は基本戦略の“深化”を図り、お客さまの課題解決を通じた金融仲介機能の更なる発揮を目指します。そして2029年3月期には本業収益20億円以上、当期利益13億円以上の目標達成に向け邁進してまいります。

皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2026年7月